遇う
あう
かんたんに言うと
「遇う」は、幸運や良いものに思いがけず出くわすことを表す言葉です。「遭う」とは反対の意味で、ポジティブな偶然の出来事に使います。ただし常用漢字外の読み方のため、一般的には「会う」を使います。
「遇う」の意味
「遇う」には、以下の意味があります。
1. 幸運に出くわすこと
思いがけず良い機会や幸運に巡り合うことを表します。「千載一遇のチャンスに遇う」などと使います。
2. 懐かしい人に思いがけず出会うこと
予期せず旧友などに出会うことを表します。「旧友に遇う」などと使います。
3. 良い機会に巡り合うこと
めったにない好機に出会うことを表します。「好機に遇う」などと使います。
読み方・表記
「遇う」の読み方は「あう」です。
ただし「遇」を「あう」と読むのは常用漢字表にない読み方です。「遇」は音読みで「グウ」と読み、以下のような熟語で使われます。
- 待遇(たいぐう)- もてなすこと、扱い方
- 境遇(きょうぐう)- 置かれた状況、身の上
- 遭遇(そうぐう)- 思いがけず出会うこと
- 千載一遇(せんざいいちぐう)- 千年に一度の良い機会
- 奇遇(きぐう)- 思いがけない出会い
使い方と例文
「遇う」を使った例文
- 旅先で思いがけず旧友に遇った。
- 千載一遇のチャンスに遇い、成功を収めた。
- 幸運に遇うとはこのことだ。
- 好機に遇い、事業を拡大した。
語源・由来
「遇」は「辶(しんにょう)」と「禺(ぐう)」を組み合わせた形声文字です。
「禺」は大きな猿を表し、「遇」は道で思いがけないものに出会うという意味があります。「遭」とは異なり、良いものに出会う場合に使われるようになりました。「千載一遇」「奇遇」などの熟語に、幸運な出会いというニュアンスが残っています。
「遭う」との違い
「遭う」と「遇う」は対になる表現です。
- 遭う → 好ましくないものに出くわす(事故、災難)
- 遇う → 好ましいものに出くわす(幸運、旧友)
ただし「遇う」は常用漢字外の読み方のため、一般的な文章では「会う」を使います。
類語・関連語
よくある質問
Q
「遇う」は常用漢字ですか?
「遇う」は常用漢字ですか?
A
「遇」は常用漢字ですが、「あう」という読みは常用漢字表に載っていません。公的な文書やビジネス文書では「会う」を使います。
「遇」は常用漢字ですが、「あう」という読みは常用漢字表に載っていません。公的な文書やビジネス文書では「会う」を使います。
Q
「千載一遇」とはどういう意味ですか?
「千載一遇」とはどういう意味ですか?
A
千年に一度しか巡り合えないような、めったにない良い機会のことです。「千載一遇のチャンス」のように使い、非常に貴重な好機を表します。
千年に一度しか巡り合えないような、めったにない良い機会のことです。「千載一遇のチャンス」のように使い、非常に貴重な好機を表します。
Q
「遇」の音読みは何ですか?
「遇」の音読みは何ですか?
A
「グウ」です。「待遇(たいぐう)」「境遇(きょうぐう)」「千載一遇(せんざいいちぐう)」「奇遇(きぐう)」などの熟語で使われます。
「グウ」です。「待遇(たいぐう)」「境遇(きょうぐう)」「千載一遇(せんざいいちぐう)」「奇遇(きぐう)」などの熟語で使われます。