上告
じょうこく
目次
  1. 「上告」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「上告」は、第二審(控訴審)の判決に不服がある場合に、最高裁判所に審理を求める手続きです。三審制における最後の不服申立て手段です。

「上告」の意味

「上告」控訴審で下された判決に対して不服を申し立て、最高裁判所に最終的な判断を求める法的手続きです。

日本の裁判制度では、上告審が最終審となります。最高裁判所の判決によって裁判が確定し、それ以上の不服申立てはできません。

ただし、上告が認められる理由は厳しく制限されており、憲法違反や最高裁判例との矛盾がある場合など、限られたケースでしか認められません。

読み方・表記

読み方は「じょうこく」です。

「上」は「上の機関」、「告」は「告げる」「訴える」を意味します。最上位の裁判所である最高裁判所に訴えを告げるという意味から、この語が使われています。

使い方と例文

「上告」を使った例文
  • 弁護団は二審判決を不服として最高裁に上告した。
  • 最高裁は上告を棄却し、有罪判決が確定した。
  • 憲法違反を理由に上告する方針だ。
  • 上告審で判決が覆ることは稀である。
  • 上告期限は判決から14日以内と定められている。

語源・由来

「上告」は「上」(上級機関)と「告」(告げる・訴える)から成る法律用語です。

最高裁判所という最上位の司法機関に対して訴えを告げる(申し立てる)という意味で使われています。明治時代に近代的な裁判制度が整備される過程で定着した用語です。

類語・関連語

よくある質問

Q
「上告」の読み方は?
A
「じょうこく」と読みます。「上」は「ジョウ」、「告」は「コク」と音読みします。
Q
「上告棄却」と「上告却下」の違いは?
A
「上告棄却」は審理した結果、上告に理由がないと判断された場合です。「上告却下」は上告の形式的要件を満たしていない場合に、審理に入らず門前払いされることを指します。
Q
「上告受理申立て」とは?
A
民事事件において、法令解釈に関する重要な問題がある場合に、最高裁判所に審理を求める手続きです。通常の上告理由がなくても、最高裁が受理すれば審理されます。