利益
りえき
かんたんに言うと
「利益」は、収益から費用を差し引いた「儲け」のことです。企業が最終的に手元に残すお金を表し、損益計算書では5種類の利益(売上総利益、営業利益、経常利益、税引前当期純利益、当期純利益)が段階的に計算されます。
「利益」の意味
「利益」は、収益から費用を差し引いた「儲け」のことです。売上から仕入れや経費を引いて、最終的に企業の手元に残るお金を表します。
損益計算書では最下部に記載されるため、「ボトムライン」とも呼ばれます。利益がプラスなら黒字、マイナスなら赤字(損失)です。
利益には段階があり、以下の5種類が損益計算書に記載されます。
- 売上総利益(粗利):売上高 − 売上原価
- 営業利益:売上総利益 − 販管費(本業の儲け)
- 経常利益:営業利益 ± 営業外損益
- 税引前当期純利益:経常利益 ± 特別損益
- 当期純利益:税引前当期純利益 − 法人税等
読み方・表記
読み方は「りえき」です。
なお、仏教用語として使う場合は「りやく」と読み、功徳や恩恵を意味します(例:ご利益)。ビジネス・会計用語としては「りえき」と読みます。
使い方と例文
「利益」を使った例文
- 売上は増えたが、利益は減少した。
- コスト削減により利益率が改善した。
- 今期は過去最高の利益を計上した。
- 営業利益が前年比で20%増加した。
- 利益を確保するために原価を見直す必要がある。
語源・由来
「利益」は「利」と「益」の組み合わせです。「利」は鋭い・都合がよい・得をするという意味、「益」は増える・利得という意味を持ちます。どちらも「得をする」というニュアンスがあり、儲け・得という意味を強調しています。
類語・関連語
よくある質問
Q
「粗利」とは何のこと?
「粗利」とは何のこと?
A
「粗利(あらり)」は「売上総利益」の別名です。売上高から売上原価を引いた金額で、大まかな利益という意味で「粗利」と呼ばれます。経費を引く前の利益なので、すべての利益の基本となります。
「粗利(あらり)」は「売上総利益」の別名です。売上高から売上原価を引いた金額で、大まかな利益という意味で「粗利」と呼ばれます。経費を引く前の利益なので、すべての利益の基本となります。
Q
「営業利益」と「経常利益」の違いは?
「営業利益」と「経常利益」の違いは?
A
営業利益は本業で得た利益です。経常利益は営業利益に本業以外の損益(受取利息や支払利息など)を加減したもので、企業の通常の事業活動全体の利益を表します。
営業利益は本業で得た利益です。経常利益は営業利益に本業以外の損益(受取利息や支払利息など)を加減したもので、企業の通常の事業活動全体の利益を表します。
Q
「利益」と「利益率」の違いは?
「利益」と「利益率」の違いは?
A
利益は金額(円)で表した儲けの額です。利益率は売上高に対する利益の割合(%)で、収益性を示す指標です。利益率が高いほど、効率よく儲けていることを意味します。
利益は金額(円)で表した儲けの額です。利益率は売上高に対する利益の割合(%)で、収益性を示す指標です。利益率が高いほど、効率よく儲けていることを意味します。