生かす
いかす
かんたんに言うと
「生かす」は、命を保たせる・殺さないという意味と、能力や経験を有効に使うという意味があります。常用漢字の表内読みなので、どんな文書でも安心して使えます。
「生かす」の意味
「生かす」には以下の意味があります。
1. 命を保たせる・殺さない
死にかけたものをよみがえらせたり、生命を維持したりすること。「命を生かす」「人質を生かす」などと使います。
2. 能力や経験を有効に使う
持っている力や経験を効果的に発揮すること。「経験を生かす」「特技を生かす」などと使います。
3. 素材の良さを引き出す
素材本来の持ち味を損なわずに使うこと。「素材を生かした料理」などと使います。
「生かす」は常用漢字の表内読みであるため、公文書・新聞・公的な文書で使われます。「活かす」の意味でも「生かす」と書いて問題ありません。
読み方・表記
「生かす」の読み方は「いかす」です。
「生」の音読みは「セイ」「ショウ」、訓読みは「いきる」「いかす」「うまれる」「はえる」「なま」などがあります。
同じ「いかす」と読む漢字に「活かす」がありますが、こちらは常用漢字の表外読みです。公文書や新聞では「生かす」が使われます。
使い方と例文
「生かす」を使った例文
- 捕まえた魚を生かしたまま水槽に入れた。
- 生かすも殺すも君次第だ。
- 患者の命を生かすための治療を続ける。
- 前職での経験を生かして働きたい。
- 素材の味を生かしたシンプルな料理が好きだ。
- この失敗を教訓として生かそう。
語源・由来
「生」の字は、地面から芽を出したばかりの植物を描いた象形文字が起源です。
植物が土から芽生える様子から「生きる」「生まれる」という意味が生まれ、さらに「命を保たせる」「死なせない」という意味の「生かす」という用法が生まれました。
「能力を有効に使う」という意味は、生命を維持する→機能を維持する→能力を発揮する、という意味の拡張によるものです。
類語・関連語
よくある質問
Q
「生かす」と「活かす」の違いは?
「生かす」と「活かす」の違いは?
A
「生かす」は命を保たせることが中心の意味で、常用漢字の表内読み。「活かす」は能力を有効に使うことに特化した意味で、表外読み。意味的にはどちらも「有効に使う」という意味で使えますが、公文書では「生かす」を使います。
「生かす」は命を保たせることが中心の意味で、常用漢字の表内読み。「活かす」は能力を有効に使うことに特化した意味で、表外読み。意味的にはどちらも「有効に使う」という意味で使えますが、公文書では「生かす」を使います。
Q
履歴書では「生かす」と「活かす」どちらを使う?
履歴書では「生かす」と「活かす」どちらを使う?
A
どちらでも問題ありません。意味を明確にしたいなら「活かす」、堅実さを重視するなら「生かす」が適しています。迷ったら「生かす」を使えば間違いありません。
どちらでも問題ありません。意味を明確にしたいなら「活かす」、堅実さを重視するなら「生かす」が適しています。迷ったら「生かす」を使えば間違いありません。
Q
新聞ではなぜ「生かす」だけ使われる?
新聞ではなぜ「生かす」だけ使われる?
A
新聞は常用漢字の表内読みを使うルールがあるためです。「活」の表内読みは「カツ」のみなので、「いかす」と読ませる場合は「生かす」と表記します。
新聞は常用漢字の表内読みを使うルールがあるためです。「活」の表内読みは「カツ」のみなので、「いかす」と読ませる場合は「生かす」と表記します。