ご苦労様
ごくろうさま
目次
  1. 「ご苦労様」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「ご苦労様」は、相手の苦労や尽力をねぎらう言葉です。現代のビジネスマナーでは、目上の人から目下の人に対して使う言葉とされており、部下から上司に使うのは避けた方がよいとされています。

「ご苦労様」の意味

「ご苦労、相手の仕事の大変さや苦労をねぎらう言葉です。「大変なお仕事でしたね」「よく頑張りましたね」という思いやりの気持ちを込めて使います。

現代のビジネスマナーでは、目上の人から目下の人に対して使う言葉とされています。上司から部下へ、先輩から後輩へのねぎらいとして使うのが一般的です。

ただし、歴史的には目上の人にも使われていた言葉であり、「退職者へのねぎらい」「公務従事者へのねぎらい」などの場面では、現在も目上に使うことがあります。

読み方・表記

読み方は「ごくろうさま」です。

「ご苦労様」(漢字)と「ご苦労さま」(ひらがな)の両方の表記があり、どちらも正しいです。

丁寧にする場合は「ご苦労様です」「ご苦労様でした」「ご苦労様でございました」のように語尾をつけます。

使い方と例文

「ご苦労様」を使った例文
  • 上司が出張から戻った部下に「ご苦労様。報告書を楽しみにしている」と声をかける。
  • 先輩が残業を終えた後輩に「遅くまでご苦労様」とねぎらう。
  • 社長が定年退職する社員に「長年にたりご苦労様でした」と感謝を伝える。
  • 帰宅時に配達員に「ご苦労様です」と声をかける。
  • プロジェクト完了後、リーダーがメンバーに「皆さん、ご苦労様でした」とねぎらう。

語源・由来

「ご苦労様」は、「ご」+「苦労」+「様」という構成です。「苦労」に敬意を表す接頭語「ご」と「様」をつけて、相手の労苦をねぎらう表現になっています。

江戸時代から使われている古い言葉で、当時は目上の人に対しても広く使われていました。「目下に使う言葉」という認識が広まったのは1980年代以降とされ、軍隊で上官が部下に声をかける用法が影響したという説があります。

類語・関連語

よくある質問

Q
「ご苦労様」を目上の人に使うのはなぜ失礼?
A
現代のビジネスマナーでは「目上から目下に使う言葉」として定着しているためです。歴史的には目上にも使われていましたが、相手によっては上から目線に感じる可能性があるため、避けた方が無難です。
Q
退職する上司に「ご苦労様でした」は使える?
A
退職者へのねぎらいとして「長い間ご苦労様でした」と言うのは、目上に対しても自然な表現とされています。長年の労苦を称える場面では、立場に関係なく使われることがあります。
Q
「ご苦労様」と「お疲れ様」の違いは?
A
「ご苦労様」は相手の仕事の大変さ(苦労)に焦点を当て、「お疲れ様」は相手の心身の状態(疲れ)に焦点を当てています。また、「ご苦労様」は目下に使い、「お疲れ様」は誰にでも使えるとされています。