サイクロン
さいくろん
かんたんに言うと
「サイクロン」は、インド洋や南太平洋で発生する熱帯低気圧のうち、最大風速が約17m/s以上のものです。また、低気圧全般を指す一般的な用語としても使われます。
「サイクロン」の意味
「サイクロン」には以下の意味があります。
1. インド洋の熱帯低気圧
ベンガル湾やアラビア海などの北インド洋、および南太平洋に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が約17m/s(34ノット)以上になったもの。
2. 低気圧の総称
熱帯低気圧・温帯低気圧を問わず、低気圧全般を指す一般的な気象用語。「トロピカル・サイクロン(熱帯低気圧)」はその一種です。
3. 渦巻き・回転
渦巻き状に回転する現象や装置を指す言葉。サイクロン掃除機などに使われます。
読み方・表記
「サイクロン」は英語の「cyclone」をカタカナ表記したものです。
語源はギリシャ語の「kyklos(キュクロス)」で、「円」「輪」を意味します。渦巻き状に回転する低気圧の様子から名付けられました。
同じ語源を持つ言葉に「サイクル(cycle=周期)」「サイクリング(cycling=自転車走行)」などがあります。
使い方と例文
「サイクロン」を使った例文
- 巨大サイクロンがインド東部に上陸した。
- バングラデシュはサイクロンの被害を受けやすい地形だ。
- オーストラリア北部でもサイクロンが発生する。
- サイクロン式掃除機は遠心力でゴミを分離する。
- 南半球のサイクロンは時計回りに回転する。
語源・由来
「サイクロン」の語源は、ギリシャ語の「kyklos(キュクロス)」で、「円」「輪」「回転」を意味します。
1848年、イギリスの気象学者ヘンリー・ピディントンが、インド洋で発生する暴風雨の渦巻き状の動きを観察し、「cyclone」と命名しました。
現在では、熱帯低気圧の総称「トロピカル・サイクロン(Tropical Cyclone)」として国際的に使われています。台風もハリケーンも、広い意味では「トロピカル・サイクロン」の一種です。
類語・関連語
よくある質問
Q
サイクロン掃除機の名前の由来は?
サイクロン掃除機の名前の由来は?
A
渦巻き状の気流(サイクロン)を発生させ、遠心力でゴミと空気を分離する仕組みから名付けられました。気象現象のサイクロンと同じ「渦巻き」という意味です。
渦巻き状の気流(サイクロン)を発生させ、遠心力でゴミと空気を分離する仕組みから名付けられました。気象現象のサイクロンと同じ「渦巻き」という意味です。
Q
南半球のサイクロンは逆回転?
南半球のサイクロンは逆回転?
A
はい。北半球の台風やハリケーンは反時計回りですが、南半球のサイクロンは時計回りに回転します。これは地球の自転によるコリオリの力が南北で逆向きに働くためです。
はい。北半球の台風やハリケーンは反時計回りですが、南半球のサイクロンは時計回りに回転します。これは地球の自転によるコリオリの力が南北で逆向きに働くためです。
Q
サイクロンと台風の違いは?
サイクロンと台風の違いは?
A
発生地域が異なります。台風は北西太平洋、サイクロンはインド洋や南太平洋で発生します。風速の基準(17m/s以上)は同じです。また「サイクロン」は低気圧全般を指す言葉としても使われます。
発生地域が異なります。台風は北西太平洋、サイクロンはインド洋や南太平洋で発生します。風速の基準(17m/s以上)は同じです。また「サイクロン」は低気圧全般を指す言葉としても使われます。