「オタク」は、特定の分野に深くのめり込み、豊富な知識や強い情熱を持つ人を指す言葉です。アニメやゲームなどのサブカルチャー愛好者だけでなく、あらゆる分野で使われます。
「オタク」の意味
「オタク」には主に2つの意味があります。
1. 特定分野の熱心な愛好者
特定の趣味や分野に深くのめり込み、一般的な人よりもはるかに詳しい知識や情熱を持つ人を指します。アニメオタク、ゲームオタク、アイドルオタクなど、主にサブカルチャー分野で使われてきましたが、現在では「健康オタク」「掃除オタク」のようにあらゆる分野で使われます。
2. 二人称としての「お宅」
本来は「あなた」を意味する敬称で、「お宅はどちらにお住まいですか」のように使います。ただし、現在この用法は古風な印象があり、愛好者の意味で使われることがほとんどです。
読み方・表記
「オタク」の読み方は「おたく」です。
表記には「オタク」「おたく」「ヲタク」の3種類があります。
- オタク – 最も一般的な表記
- おたく – 平仮名表記。やや柔らかい印象
- ヲタク – 2000年代にネットで広まった表記。より深い愛好者を指す傾向
略称として「オタ」「ヲタ」も使われ、「アニオタ」「ドルオタ(アイドルオタク)」「鉄オタ(鉄道オタク)」などの複合語も定着しています。
使い方と例文
- 私は根っからのゲームオタクで、休日は一日中プレイしている。
- 彼は自他ともに認める映画オタクで、年間200本以上観るらしい。
- オタク趣味のおかげで、同じ趣味の友人がたくさんできた。
- 最近の若い人はオタクであることを隠さなくなったね。
語源・由来
「オタク」の語源は、1980年代にアニメやゲームの愛好者たちが、お互いを「お宅は〜」と呼び合っていたことにあります。
1983年、コラムニストの中森明夫が雑誌『漫画ブリッコ』に連載したコラム「『おたく』の研究」で、コミックマーケットに集まる若者たちを「おたく」と名付けたのが、現在の用法の始まりとされています。
当初は揶揄や蔑称としてのニュアンスが強く、1989年の東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の報道で「オタク」という言葉が広まった際には、否定的なイメージが定着しました。しかし、1990年代後半以降、インターネットの普及やアニメ・ゲーム文化の発展により、イメージは大きく改善。現在では自己紹介で「○○オタクです」と名乗る人も多く、ポジティブな意味でも使われています。
類語・関連語
よくある質問
「オタク」は褒め言葉?悪口?
現在は文脈によります。自称として使う場合や、専門性を褒める場合はポジティブな意味です。ただし、他人に対して使う場合は、本人がどう思うか分からないため注意が必要です。
英語で「オタク」は何と言う?
英語でも「otaku」としてそのまま使われることが多いです。日本のアニメ・漫画文化とともに世界に広まりました。一般的な表現としては「geek」「nerd」なども近い意味で使われます。