放射能
ほうしゃのう
目次
  1. 「放射能」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「放射能」は、放射性物質が放射線を出す能力(性質)のことです。「能」の字が示すとおり、物質そのものではなく「能力」を指します。

「放射能」の意味

「放射能」は、放射性物質が持つ「放射線を出す能力」を意味します。

懐中電灯にたとえると、「光を出す能力」に相当します。電池が切れると光を出せなくなるように、放射性物質も時間とともに放射能が弱まっていきます。この放射能が半分になる時間を「半減期」といいます。

放射能の単位は「ベクレル(Bq)」で、1秒間に1つの原子核が崩壊する能力を1ベクレルといいます。

読み方・表記

「放射能」の読み方「ほうしゃのう」です。

英語では「radioactivity」といいます。キュリー夫人(マリー・キュリー)がこの言葉を作りました。

使い方と例文

「放射能」を使った例文
  • 放射能は時間とともに減衰していく。
  • 食品の放射能検査が行われている。
  • この物質は放射能を持たない安定した同位体だ。

語源・由来

1898年、キュリー夫人がウラン鉱石の研究中に「放射線を出す性質」を発見し、「radioactivity(放射能)」と名付けました。「radio-」は「放射」、「activity」は「活動性・能力」を意味します。

類語・関連語

よくある質問

Q
「放射能」と「放射性物質」の違いは?
A
「放射能」は放射線を出す能力、「放射性物質」は放射能を持った物質そのものです。懐中電灯にたとえると、光を出す能力が放射能、懐中電灯本体が放射性物質です。
Q
「放射能汚染」とは?
A
正確には「放射性物質による汚染」を指します。放射性物質が環境中に広がり、土壌や水、食品などに付着・浸透した状態です。「放射能」は能力なので厳密には「汚染」しませんが、慣用的に使われています。