玉子
たまご
目次
  1. 「玉子」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「玉子」は、食材としての鳥類のたまご、特に調理された鶏卵を指す言葉です。「玉子焼き」「玉子丼」など、料理名によく使われます。

「玉子」の意味

「玉子」食用の鳥類のたまごを指す言葉です。特に、調理された状態の鶏卵に対して使われることが多いです。

「玉子」は鳥類限定の表現のため、「鮭の玉子」「カエルの玉子」とは書きません。また、ペットの鳥が産んだたまごなど、食用ではないものにも「玉子」は使いません。

広辞苑では「玉子」について「鶏卵を使った料理、あるいは料理用鶏卵の場合に限って用いるのが普通」と記載されています。

読み方・表記

「玉子」の読み方は「たまご」です。

「玉」と「子」を組み合わせた日本独自の表記で、音読みはありません。中国語では食材としてのたまごは「鶏蛋(ジータン)」と書き、「玉子」という表記は使いません。

同じ「たまご」の読みで「卵」という表記もあります。「卵」は生物学的な意味を持ち、あらゆる生き物のたまごに使える広い表記です。

使い方と例文

「玉子」を使った例文
  • お弁当にふふわの玉子焼きを入れた。
  • お寿司屋さんで玉子の握りを注文した。
  • だし巻き玉子は関西風の味付けが好きだ。
  • 玉子丼は親子丼より手軽に作れる。
  • 厚焼き玉子がふんわり焼けて嬉しい。

語源・由来

「玉子」は、殻に入った鶏のたまごの丸い形から「玉の子」と呼ばれるようになったことに由来します。丸い玉のような殻の中に子が入っている、という意味です。

室町時代には鶏の飼育が広まり、たまごを使った料理も作られるようになりました。1643年刊行の日本最古の料理書『料理物語』にも「玉子」の表記が見られ、古くから料理との結びつきがあったことがわかります。

江戸時代に入ると鶏卵を食べる文化がさらに広まり、「卵」と「玉子」が並立して使われるようになりました。現在でも料理名では「玉子」が好まれる傾向があります。

類語・関連語

よくある質問

Q
「玉子」はどんな料理に使う表記ですか?
A
玉子焼き、玉子丼、だし巻き玉子、厚焼き玉子、錦糸玉子など、調理された鶏卵を使った料理名によく使われます。お寿司屋さんや居酒屋のメニューでも「玉子」表記が多いです。
Q
魚のたまごに「玉子」は使えますか?
A
使えません。「玉子」は鳥類の食用たまご限定の表記です。魚のたまごには「卵」を使い、「魚の卵」「魚卵」と書きます。
Q
「卵」と「玉子」、どちらを使えばいい?
A
迷ったら「卵」を使えばほぼ間違いありません。NHKなどの放送用語でも「卵」に統一されています。ただし「玉子焼き」「玉子丼」など定着した料理名はそのまま「玉子」を使うのが自然です。