存外
ぞんがい
かんたんに言うと
「存外」は、予想と違う結果になることを表す言葉です。「案外」「意外」と同じ意味ですが、やや古風・文語的な響きがあります。
「存外」の意味
「存外」とは、物事の程度などが予想と異なることを表す言葉です。思っていたことと違う結果になったとき、予想を上回る(または下回る)結果になったときに使います。
「案外」「意外」とほぼ同じ意味ですが、現代の日常会話ではあまり使われず、純文学、時代小説、ビジネス文書など、やや硬い文章で見かけることが多い表現です。
読み方・表記
「存外」の読み方は「ぞんがい」です。「そんがい」と読むのは誤りです。
名詞・形容動詞として「存外だ」「存外な」「存外の」の形で使えるほか、「存外早い」のように副詞的にも使えます。
使い方と例文
「存外」を使った例文
- 今回の試験は存外難しかった。
- 存外な好成績を収めることができた。
- 彼は見かけによらず、存外気が小さい。
- 存外のご無沙汰をいたしまして、申し訳ございません。
「存外のご無沙汰」について
「存外のご無沙汰」は、長い間連絡をしなかったことを詫びる丁寧な表現です。「思いがけず長い間ご連絡できず」という意味で、手紙や改まった挨拶で使われます。
語源・由来
「存外」は「存」(思う・考える)と「外」(そと)を組み合わせた漢語です。「思いの外」、つまり自分が考えていたこととは違う結果になることを意味します。
「存」は「存じる(思う・知る)」の「存」と同じで、「存じます」「ご存知」などでも使われる漢字です。「意外」の「意」も「思い」を表すため、「存外」と「意外」は漢字の成り立ちが非常に似ています。
類語・関連語
よくある質問
Q
「存外」と「案外」「意外」の違いは?
「存外」と「案外」「意外」の違いは?
A
意味はほぼ同じですが、「存外」はやや古風・文語的な響きがあります。日常会話では「案外」「意外」を使い、小説や改まった文章では「存外」を使うことが多いです。
意味はほぼ同じですが、「存外」はやや古風・文語的な響きがあります。日常会話では「案外」「意外」を使い、小説や改まった文章では「存外」を使うことが多いです。
Q
「存外」は現代でも使える?
「存外」は現代でも使える?
A
使えますが、やや硬い印象を与えます。ビジネス文書や手紙、フォーマルな場面では問題なく使えますが、カジュアルな日常会話では「案外」「意外」の方が自然です。
使えますが、やや硬い印象を与えます。ビジネス文書や手紙、フォーマルな場面では問題なく使えますが、カジュアルな日常会話では「案外」「意外」の方が自然です。
Q
「存外」の読み方は「そんがい」?
「存外」の読み方は「そんがい」?
A
いいえ、「ぞんがい」と読みます。「そんがい」は誤読です。「存じる(ぞんじる)」と同じ「ぞん」の読み方です。
いいえ、「ぞんがい」と読みます。「そんがい」は誤読です。「存じる(ぞんじる)」と同じ「ぞん」の読み方です。