押印
おういん
目次
  1. 「押印」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「押印」は、印鑑を押すことを意味する言葉です。正式には「記名押印」の略で、印刷やゴム印など自筆以外で記された名前に印鑑を押すことを指します。常用漢字で表記できるため、ビジネス文書で最も一般的に使われます。

「押印」の意味

「押印」には2つの意味があります。

1. 記名押印の略
印刷やゴム印、代筆など、自筆以外の方法で記された名前(記名)に印鑑を押すことを指します。これが本来の意味です。

2. 印鑑を押す行為全般
名前の有無に関わらず、純粋に印鑑を押す行為を「押印」と呼ぶこともあります。現代のビジネスシーンでは、この広い意味で使われることが多いです。

読み方・表記

「押印」の読み方「おういん」です。

「押」も「印」も常用漢字であるため、公文書や法律文書で使われる標準的な表記です。現行の民事訴訟法228条4項でも「押印」という用語が採用されています。

関連する熟語には以下のものがあります。

  • 記名押印(きめいおういん):自筆以外の名前+印鑑
  • 押印欄(おういんらん):印鑑を押す場所

使い方と例文

「押印」を使った例文
  • 書類の末尾に押印をお願いします。
  • 書に押印して返送してください。
  • この欄にご押印ください。
  • 押印のない書類は受理できません。
  • 見積書に会社印を押印した。

語源・由来

「押印」は「記名押印」を省略した言葉です。

「押」は「手で力を加えておす」という意味、「印」は「はんこ」「しるし」という意味を持ちます。もともと「捺印」という言葉が使われていましたが、「捺」が常用漢字に含まれなかったため、法律用語として「押印」が採用されるようになりました。

旧民事訴訟法326条では「捺印」が使われていましたが、現行の民事訴訟法228条4項では「押印」に改められています。

類語・関連語

よくある質問

Q
「押印」と「捺印」の違いは?
A
「押印」は記名押印の略で、印刷など自筆以外の名前に印鑑を押すこと。「捺印」は署名捺印の略で、自筆の署名に印鑑を押すことです。「捺印」の方が法的効力が高いとされています。
Q
「ご押印ください」は敬語として正しい?
A
正しい敬語表現です。ビジネス文書で相手に印鑑を押してもらうよう依頼する際は「ご押印ください」「ご押印をお願いいたします」などと使います。