祭日
さいじつ
目次
  1. 「祭日」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 戦前の祭日
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
違いを知る
かんたんに言うと

「祭日」は、戦前に皇室の祭典を行う日として定められていた休日のことです。1947年に廃止され、現在の日本に法定の祭日は存在しません。

「祭日」の意味

祭日は、皇室祭祀令(1908年制定)で定められた、皇室の祭典(神道の儀式)を行う日のことです。戦前は祝日とともに国民の休日とされていました。

しかし、1947年(昭和22年)に皇室祭祀令が廃止され、翌年「国民の祝日に関する法律」が制定されたことで、法定の祭日は存在しなくなりました。現在、休日のことを「祭日」と呼ぶ人もいますが、正確には「祝日」です。

読み方・表記

「祭日」の読み方「さいじつ」です。

「祭」は音読みで「サイ」と読み、神道の儀式や祭典を意味します。「お祭り」の「祭」と同じ漢字です。

戦前の祭日

戦前の主な祭日
  • 紀元節(2月11日)→ 現在の建国記念の日
  • 春季皇霊祭(春分日)→ 現在の春分の日
  • 神武天皇祭(4月3日)→ 廃止
  • 秋季皇霊祭(秋分日)→ 現在の秋分の日
  • 神嘗祭(10月17日)→ 廃止
  • 明治節(11月3日)→ 現在の文化の日
  • 新嘗祭(11月23日)→ 現在の勤労感謝の日

語源・由来

「祭日」は「祭りを行う日」という意味で、皇室の宗教的な祭祀を行う日を指していました。

明治時代に皇室祭祀令で制度化され、祝日とともに「祝祭日」として国民の休日とされました。戦後、政教分離の原則により廃止されましたが、一部は名前を変えて現在の祝日として残っています。

類語・関連語

よくある質問

Q
今でも祭日と呼んでいい?
A
日常会話では通じますが、正確には「祝日」です。ビジネス文書や公的な場面では「国民の祝日」または「祝日」を使いましょう。
Q
なぜ祭日は廃止された?
A
戦後、GHQの指導により政教分離の原則が徹底され、皇室の宗教的行事に関連する祭日は廃止されました。1947年に皇室祭祀令が廃止され、翌年「国民の祝日に関する法律」で新たな祝日が定められました。