淋しい
さびしい
かんたんに言うと
「淋しい」は、心が満たされずもの悲しい気持ちを表す形容詞です。「淋」は水が滴り落ちる様子を表し、涙が流れるような感情的な悲しさを強調します。常用漢字外のため、文学作品や私的な文章で使われることが多いです。
「淋しい」の意味
「淋しい」は「寂しい」と同じ意味を持ち、心が満たされずもの悲しい気持ちや、人気がなくひっそりとした様子を表します。
ただし、「淋」という漢字が「水が滴り落ちる様子」を表すことから、涙が止まらないほど悲しく心細い気持ちを強調するニュアンスがあります。主観的・感情的な表現に適しています。
読み方・表記
「淋しい」の読み方は「さびしい」または「さみしい」です。「寂しい」と同じ読み方です。
「淋」の音読みは「リン」で、以下のような熟語で使われます。
- 淋漓(りんり):水や汗、血などが滴り落ちる様子
- 淋雨(りんう):雨に濡れること
なお、「淋」は常用漢字ではないため、公文書や新聞では「寂しい」が使われます。
使い方と例文
「淋しい」を使った例文
- あなたに会えなくて淋しい。
- 別れが淋しくて涙が出た。
- 心の中に淋しさが広がった。
- ひとりぼっちで淋しい夜を過ごした。
- 胸が締め付けられるほど淋しい。
語源・由来
「淋」は「氵(さんずい)」と「林」を組み合わせた形声文字です。
雨が木々の葉から絶え間なく滴り落ちる様子を表し、「水が滴る」という意味があります。日本では涙が流れ落ちる様子に例えて、悲しく心細い気持ちを表す「淋しい」という使い方が生まれました。
さんずい(水)を含むことから、感情があふれ出る様子が伝わりやすく、より情緒的な印象を与える漢字です。
類語・関連語
よくある質問
Q
「淋しい」と「寂しい」の違いは?
「淋しい」と「寂しい」の違いは?
A
「淋しい」は涙が滴るような感情的な悲しさ、「寂しい」は静かでひっそりした情景を表すニュアンスがあります。「淋しい」は常用漢字外のため、公的な文書では「寂しい」を使います。
「淋しい」は涙が滴るような感情的な悲しさ、「寂しい」は静かでひっそりした情景を表すニュアンスがあります。「淋しい」は常用漢字外のため、公的な文書では「寂しい」を使います。
Q
「淋しい」はどんな場面で使う?
「淋しい」はどんな場面で使う?
A
小説や詩、歌詞、手紙など、感情を強調したい場面で使われます。涙を連想させる情緒的な表現をしたいときに適しています。
小説や詩、歌詞、手紙など、感情を強調したい場面で使われます。涙を連想させる情緒的な表現をしたいときに適しています。