寂しい
さびしい
かんたんに言うと
「寂しい」は、心が満たされずもの悲しい気持ちや、人気がなくひっそりとした様子を表す形容詞です。常用漢字であり、公文書やビジネス文書で使われる標準的な表記です。
「寂しい」の意味
「寂しい」には主に以下の意味があります。
1. 心が満たされない
本来あるべきものが欠けていて、もの悲しい気持ちになること。「一人で寂しい」「会えなくて寂しい」など。
2. 人気がなくひっそりしている
人の気配がなく、静まり返っている様子。「寂しい路地」「寂しい夜道」など。
3. 物足りない
あるべきものが足りなくて満足できない状態。「おかずが寂しい」「内容が寂しい」など。
読み方・表記
「寂しい」の読み方は「さびしい」または「さみしい」です。常用漢字表では「さびしい」が標準とされています。
「寂」の音読みは「セキ」「ジャク」で、以下のような熟語で使われます。
- 静寂(せいじゃく):静かでひっそりしていること
- 寂静(じゃくじょう):静かで落ち着いていること
- 寂寥(せきりょう):もの寂しいこと
- 寂滅(じゃくめつ):煩悩を滅して悟りの境地に入ること
使い方と例文
「寂しい」を使った例文
- 一人暮らしは寂しいものだ。
- 人通りのない寂しい路地を歩いた。
- 駅前が寂しくなってしまった。
- 彼がいなくなって寂しい。
- おかずが寂しい食卓だった。
語源・由来
「寂」は「宀(うかんむり)」と「叔」を組み合わせた形声文字です。
「叔」には「小さい」「少ない」という意味があり、屋根の下に人が少なく静まり返っている様子を表します。そこから「さびれる」「ひっそりとする」という意味が生まれました。
仏教用語の「寂静」「寂滅」などにも使われ、煩悩を離れた静かな境地を表す言葉としても用いられています。
類語・関連語
よくある質問
Q
「寂しい」と「淋しい」の違いは?
「寂しい」と「淋しい」の違いは?
A
「寂しい」は常用漢字で、静かでひっそりした情景を表します。「淋しい」は常用漢字外で、涙が滴るような感情的な悲しさを表します。迷ったら「寂しい」を使えば問題ありません。
「寂しい」は常用漢字で、静かでひっそりした情景を表します。「淋しい」は常用漢字外で、涙が滴るような感情的な悲しさを表します。迷ったら「寂しい」を使えば問題ありません。
Q
「さびしい」と「さみしい」どちらが正しい?
「さびしい」と「さみしい」どちらが正しい?
A
どちらも正しい読み方です。もともとは「さびしい」が標準でしたが、音変化により「さみしい」も広く使われるようになりました。常用漢字表では「さびしい」が標準とされています。
どちらも正しい読み方です。もともとは「さびしい」が標準でしたが、音変化により「さみしい」も広く使われるようになりました。常用漢字表では「さびしい」が標準とされています。