内定
ないてい
目次
  1. 「内定」の意味
  2. 読み方・表記
  3. 使い方と例文
  4. 語源・由来
  5. 類語・関連語
  6. よくある質問
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かんたんに言うと

「内定」は、正式発表の前に物事が内々に決まっている状態のことです。就職活動では、企業と求職者の間で労働契約が成立した状態を指します。

「内定」の意味

「内定」には主に2つの意味があります。

1. 就職活動における意味
企業が求職者に対して採用の意思を正式に通知し、労働契約が成立した状態を指します。法律上は「始期付解約権留保付労働契約」と呼ばれ、入社日を始期として、一定の取消事由がある場合に限り解約できる契約です。

2. 一般的な意味
正式発表の前に、内々に決まっている状態を指します。「閣僚人事が内定した」「次期社長が内定した」のように、人事や方針が非公式に固まった状態を表します。

読み方・表記

「内定」の読み方「ないてい」です。

「内」は音読みで「ナイ」、「定」は音読みで「テイ」と読みます。以下のような熟語でも使われます。

  • 内定者(ないていしゃ)- 内定を受けた人
  • 内定式(ないていしき)- 内定者を集めて行う式典
  • 内定辞退(ないていじたい)- 内定を断ること
  • 内定取り消し(ないていとりけし)- 企業が内定を取り消すこと

使い方と例文

「内定」を使った例文
  • 第一志望の会社から内定をいただいた。
  • A社は今年、新卒50名に内定を出した。
  • 来年度の予算案が内定した。

語源・由来

「内定」は「内」(内々に、非公式に)と「定」(決まる)を組み合せた熟語です。「正式発表の前に、内々に決まっている」という意味を表します。

もともとは政治や行政の分野で使われていた言葉で、閣僚人事や方針などが正式発表前に固まっている状態を指していました。就職活動の文脈で使われるようになったのは、日本独自の新卒一括採用制度が確立してからのことです。

類語・関連語

よくある質問

Q
「内定」と「内々定」の違いは?
A
「内定」は労働契約が成立した状態で法的拘束力があります。「内々定」は10月1日より前に出される「採用予定の通知」で、原則として契約は未成立です。
Q
「内定をいただく」と「内定をもらう」どちらが正しい?
A
どちらも正しい表現です。「いただく」の方が丁寧なため、ビジネスシーンや目上の人への報告では「内定をいただいた」が適切です。