目次
  1. 「意外」の意味と使い方
  2. 「以外」の意味と使い方
  3. 語源・由来
  4. 間違いやすいケース
  5. よくある質問
結論

「意外」は「予想と違うこと」を表す言葉で、驚きや意表を突かれた気持ちを表します。「以外」は「それを除いた他のもの」を表す言葉で、範囲や対象を限定するときに使います。読み方は同じ「いがい」ですが、意味はまったく異なります。

意外

いがい
予想と違うこと
思いがけないこと

以外

いがい
それを除いた他のもの
〜を除いて
項目 意外 以外
意味 予想・期待と違うこと それを除いた他のもの
品詞 形容動詞・名詞 名詞・接尾語
使い方 意外だ、意外に、意外と ○○以外、以外に(も)
漢字の意味 意(思い)+外(そと) 以(〜より)+外(そと)
意外な結果、意外と簡単 彼以外、日曜以外

「意外」の意味と使い方

「意外」予想や期待とは違う結果になることを表す言葉です。「思いがけない」「想定外」と同じ意味で使われます。

漢字を分解すると「意(思い・考え)」+「外(そと)」で、「思いの外」つまり「考えていたことの外側」という意味になります。

「意外だ」「意外な」「意外に」「意外と」などの形で使い、驚きや意表を突かれた気持ちを表現します。

「意外」を使った例文
  • 試験の結果が意外にも良かった。
  • 彼が料理上手なのは意外だった。
  • この問題、意外と簡単に解けた。

「以外」の意味と使い方

「以外」は、ある物事を除いた他のすべてを表す言葉です。「〜を除いて」「〜のほかに」と同じ意味で使われます。

漢字を分解すると「以(〜より・〜から)」+「外(そと)」で、「それより外」つまり「その範囲の外側」という意味になります。

「○○以外」の形で使い、特定のものを除外して範囲を限定するときに使います。

「以外」を使った例文
  • 関係者以外の立ち入りは禁止です。
  • 日曜日以外は営業しています。
  • 彼女以外に相談できる人がいない。

語源・由来

「意外」の語源

「意外」は「意」(思い・考え)と「外」(そと)を組み合せた漢語です。「思いの外」、つまり自分が考えていたこととは異なる、予想していなかったことを意味します。

同じ意味の言葉として「思いの外(おもいのほか)」「案外」「存外」などがあります。

「以外」の語源

「以外」は「以」(〜より・〜から)と「外」(そと)を組み合わせた漢語です。「それより外」、つまりある基準点の外側、それを除いた範囲を意味します。

「以」は「以上」「以下」「以前」「以後」などにも使われる漢字で、基準点を示す働きがあります。

間違いやすいケース

「意外」と「以外」は読み方が同じ「いがい」のため、変換ミスや書き間違いが多い同音異義語です。

よくある間違い

  • 意外に知っている人はいない → 以外に知っている人はいない
  • 結果は以外だった → 結果は意外だった
  • 以外と難しい → 意外と難しい

見分け方のポイント

  • 「予想と違う」という驚きを表すなら →「意外」
  • 「〜を除いて」という範囲の限定を表すなら →「以外」

迷ったときは「思いの外」に置き換えられるかどうかで判断できます。置き換えられるなら「意外」、置き換えられないなら「以外」です。

よくある質問

Q
「意外と」と「意外に」の違いは?
A
どちらも同じ意味で使えます。「意外と簡単」「意外に簡単」はどちらも正しい表現です。「意外と」の方がやや口語的、「意外に」の方がやや文語的なニュアンスがあります。
Q
「以外」は「そのもの」を含む?
A
いいえ、含みません。「彼以外」と言った場合、「彼」は含まれず、彼を除いた他の人を指します。基準となるもの自体は除外されます。
Q
「案外」と「意外」の違いは?
A
意味はほぼ同じですが、「案外」の方がやや驚きの度合いが弱いとされます。「案外おいしい」は軽い驚き、「意外においしい」はより強い驚きを表します。
Q
「以外に」と「以外にも」の違いは?
A
「以外に」は単純な除外、「以外にも」は「他にも」という追加のニュアンスがあります。「彼以外に相談できる人がいない」は限定、「彼以外にも相談できる人がいる」は追加を表します。