目次
  1. 「紫蘇(しそ)」の意味と特徴
  2. 「大葉」の意味と特徴
  3. 赤じそと青じそ(大葉)の違い
  4. 料理での使い分け
  5. 「紫蘇」の名前の由来
  6. よくある質問
結論

「紫蘇(しそ)」はシソ科シソ属の植物の総称で、赤そ・青じその両方を含みます。「大葉」は青じその葉を食用として販売する際の商品名です。つまり、大葉は紫蘇の一種であり、スーパーで「大葉」として売られているものは「青じその葉」のことです。レシピで「大葉」と書いてあれば、スーパーの大葉を買えばOKです。

紫蘇(しそ)

シソ
植物の総称
赤じそ・青じそ両方を含む

大葉

おおば
青じその葉の商品名
スーパーでの販売名
項目 紫蘇(しそ) 大葉
定義 シソ科シソ属の植物の総称 青じその葉の商品名
含まれる範囲 赤じそ・青じそ・葉・芽・穂・実など 青じその葉のみ
赤紫色(赤じそ)・緑色(青じそ) 緑色のみ
使う場面 植物名として呼ぶとき 食材・商品として呼ぶとき
スーパーでの表記 「赤じそ」など 「大葉」

「紫蘇(しそ)」の意味と特徴

紫蘇(しそ)」シソ科シソ属の植物の総称です。「紫蘇」という漢字が示すように、本来は赤紫色の「赤じそ」を指し、緑色の「青じそ」はその変種とされています。

紫蘇には葉だけでなく、芽・花・穂・実など様々な部位があり、それぞれ食用として利用されます。

紫蘇の種類

  • 赤じそ:赤紫色の葉。梅干しの色付け、しそジュースなどに使用
  • 青じそ:緑色の葉。薬味、天ぷらなどに使用(=大葉)
  • ちりめんじそ:葉が縮れているタイプ。赤・青どちらもある

紫蘇の部位と呼び名

  • 芽じそ:発芽したばかりの芽の部分
  • 花穂じそ:花が咲いている穂の部分
  • 穂じそ:花が終わった後の穂の部分
  • しその実:実の部分(塩漬けなどに)
「紫蘇」を使った例文
  • 梅干しを漬けるために紫蘇を買ってきた。
  • 紫蘇ジュースを作って夏バテ対策をしている。
  • 庭で紫蘇を育てている。

「大葉」の意味と特徴

「大葉」は、青じその葉を食用の香味野菜として販売する際の商品名です。1960年代に愛知県の生産者が、青じその葉を「大葉」という名前で出荷したのが始まりとされています。

紫蘇は葉・芽・穂・実など々な部位が食用になるため、「葉」だけを指す名前が必要になり、「大葉」という商品名が生まれました。

大葉の特徴

  • 緑色の葉(青じそ)のみを指す
  • スーパーでは「大葉」として販売されることが多い
  • 和製ハーブとして様々な料理に使われる
  • 爽やかな香りが特徴(ペリルアルデヒドという成分)
「大葉」を使った例文
  • 刺身に大葉を添えた。
  • 大葉を千切りにして冷奴にのせた。
  • スーパーで大葉を1パック買ってきた。

赤じそと青じそ(大葉)の違い

紫蘇には「赤じそ」と「青じそ」があり、色だけでなく用途や栄養も異なります。

項目 赤じそ 青じそ(大葉)
赤紫色 緑色
6〜7月頃 年中(ハウス栽培)
主な用途 梅干し、漬物の色付け、しそジュース、ふりかけ 薬味、天ぷら、刺身のつま、パスタ
特徴的な栄養 アントシアニン(ポリフェノール) βカロテン

赤じそは、赤紫色の色素「アントシアニン」を含んでおり、梅干しやしば漬けの色付けに使われます。ふりかけの「ゆかり」も赤じそから作られます。

青じそ(大葉)は、香味野菜として年中利用され、薬味や天ぷら、刺身のつまとして活躍します。βカロテンが豊富で、赤じそより多く含まれています。

料理での使い分け

レシピで「しそ」「大葉」と書かれていたら、どちらも青じその葉(=大葉)を指していることがほとんどです。スーパーで「大葉」を買えば問題ありません。

大葉(青じそ)を使う料理

  • 薬味(そうめん、冷奴、刺身など)
  • 天ぷら
  • パスタ(和風パスタ)
  • おにぎり
  • 肉巻き(大葉の肉巻き)
  • サラダ
  • ドレッシング

赤じそを使う料理

  • 梅干し(色付け)
  • しば漬け
  • 紅しょうが
  • しそジュース
  • ふりかけ(ゆかり)

レシピに「赤じそ」「赤紫蘇」と明記されている場合のみ、赤じそを使いましょう。

「紫蘇」の名前の由来

「紫蘇」という名前には、中国の故事に由来する説があります。

昔、中国で蟹を食べて食中毒になり、死にかけた若者がいました。そこで紫色の葉を煎じて飲ませたところ、みるみるうちに回復したことから、「紫」色の葉で「蘇」ったという意味で「紫蘇」と名付けられたと言われています。

実際、紫蘇には防腐・殺菌作用があり、刺身のつまとして添えられるのも理にかなっています。

よくある質問

Q
レシピに「しそ」と書いてあったら何を買えばいい?
A
スーパーで「大葉」として売られているものを買えばOKです。一般的なレシピで「しそ」と書かれている場合は、青じその葉(=大葉)を指しています。
Q
大葉と青じそは同じもの?
A
ほぼ同じです。厳密には「青じそ」は植物名で、「大葉」は青じその葉を食用として販売する際の商品名です。スーパーでは「大葉」として売られていることが多いです。
Q
梅干しを漬けるには大葉でいい?
A
いいえ。梅干しの色付けには「赤じそ」を使います。大葉(青じそ)では赤く色付きません。赤じそは6〜7月頃に出回ります。
Q
しそジュースは大葉で作れる?
A
一般的なしそジュース(赤色)は赤じそで作ります。大葉(青じそ)でも作れますが、色は緑色になります。赤いしそジュースを作りたい場合は赤じそを使いましょう。
Q
エゴマも紫蘇の仲間?
A
はい。エゴマもシソ科シソ属の植物で、紫蘇の仲間です。見た目は似ていますが、香りや味が異なります。韓国料理でよく使われます。