目次
  1. 「ソーセージ」の意味と特徴
  2. 「ウインナー」の意味と特徴
  3. 「フランクフルト」の意味と特徴
  4. JAS規格による分類
  5. ボロニアソーセージとは
  6. その他のソーセージの種類
  7. よくある質問
結論

「ソーセージ」は腸詰め食品の総称で、「ウインナー」「フランクフルト」はその種類です。JAS規格で太さと腸の種類区別されており、ウインナーは羊腸または太さ20mm未満、フランクフルトは豚腸または太さ20mm以上36mm未満と定められています。お弁当に入っている細いものがウインナー、お祭りで串に刺さっている太いものがフランクフルトです。

ソーセージ

sausage
腸詰め食品の総称
太さの規定なし

ウインナー

wiener
羊腸または20mm未満
ウィーン発祥

フランクフルト

frankfurter
豚腸または20〜36mm
フランクフルト発祥
項目 ソーセージ ウインナー フランクフルト
定義 腸詰め食品の総称 ソーセージの一種 ソーセージの一種
腸の種類(JAS) 規定なし 羊腸 豚腸
太さ(JAS) 規定なし 20mm未満 20mm以上36mm未満
発祥地 ヨーロッパ各地 オーストリア・ウィーン ドイツ・フランクフルト
よく見る場面 お弁当、朝食 お祭り、屋台

「ソーセージ」の意味と特徴

「ソーセージ」は、ひき肉に調味料や香辛料を混ぜ、腸などのケーシングに詰めて加熱した食品の総称です。ウインナーもフランクフルトも、すべてソーセージの仲間です。

語源はラテン語の「salsus(塩漬け)」とされ、保存食として発達しました。世界には1,000種類以上のソーセージがあると言われています。

JAS規格での定義

豚肉や牛肉などのひき肉に調味料・香辛料を加え、ケーシングに詰めて燻煙または加熱したもの。太さや腸の種類についての規定はありません。

ソーセージの主な種類

  • ウインナーソーセージ(羊腸・20mm未満)
  • フランクフルトソーセージ(豚腸・20〜36mm)
  • ボロニアソーセージ(牛腸・36mm以上)
  • ドライソーセージ(サラミなど)
  • レバーソーセージ
  • 魚肉ソーセージ
「ソーセージ」を使った例文
  • ドイツはソーセージの本場として有名だ。
  • 朝食にソーセージと目玉焼きを食べた。
  • ソーセージには様々な種類がある。

「ウインナー」の意味と特徴

「ウインナー」は正式には「ウインナーソーセージ」といい、オーストリアの首都ウィーンが発祥です。名前も「ウィーン風のソーセージ」という意味です。

JAS規格での定義

  • 羊腸を使用したもの
  • または太さが20mm未満のもの

いずれかの条件を満たせばウインナーと呼べます。現在は人工のケーシング(コラーゲンやセルロース製)も多く使われています。

ウインナーの特徴

  • 3種類のソーセージの中で最も細い
  • お弁当や朝食の定番
  • タコさんウインナーは日本独自の文化
  • 赤いウインナーも日本特有
「ウインナー」を使った例文
  • お弁当にウインナーを入れた。
  • 子どもがウインナーをタコの形に切ってほしいと言った。
  • 朝食はウインナーとスクランブルエッグだ。

「フランクフルト」の意味と特徴

「フランクフルト」は正式には「フランクフルトソーセージ」といい、ドイツの都市フランクフルトが発祥です。ドイツ語では「フランクフルター・ヴルストヒェン(フランクフルト風の小さなソーセージ)」と呼ばれます。

JAS規格での定義

  • 豚腸を使用したもの
  • または太さが20mm以上36mm未満のもの

いずれかの条件を満たせばフランクフルトと呼べます。

フランクフルトの特徴

  • ウインナーより太い
  • お祭りの屋台で串に刺して販売される
  • マスタードやケチャップをつけて食べることが多い
  • ホットドッグにも使われる
「フランクフルト」を使った例文
  • お祭りでフランクフルトを買った。
  • フランクフルトにマスタードをたっぷりつけて食べた。
  • 屋台のフランクフルトは串に刺さっている。

JAS規格による分類

日本ではJAS規格(日本農林規格)によって、ソーセージの種類が明確に定義されています。使用する腸の種類と太さが基準です。

種類 腸の種類 太さ 発祥地
ウインナー 羊腸 20mm未満 オーストリア・ウィーン
フランクフルト 豚腸 20mm以上36mm未満 ドイツ・フランクフルト
ボロニア 牛腸 36mm以上 イタリア・ボローニャ

天然の腸以外に人工ケーシングを使用する場合は、太さだけで判断します。20mm未満ならウインナー、20mm以上36mm未満ならフランクフルト、36mm以上ならボロニアソーセージです。

ボロニアソーセージとは

「ボロニアソーセージ」は、イタリアのボローニャ地方が発祥のソーセージです。イタリアでは「モルタデッラ」とも呼ばれます。

JAS規格での定義

  • 牛腸を使用したもの
  • または太さが36mm以上のもの

3種類の中で最も太く、断面に小さな白い脂身の塊が見られるのが特徴です。薄くスライスしてサラダやサンドイッチに使われることが多いです。

その他のソーセージの種類

JAS規格では、太さ以外の基準で分類されるソーセージもあります。

ドライソーセージ

水分量が35%以下のソーセージ。サラミが代表例。常温で長期保存が可能です。

セミドライソーセージ

水分量が55%以下のソーセージ。カルパスが代表例。

レバーソーセージ

原料に動物の肝臓(レバー)を使用したソーセージ。濃厚な味わいが特徴。

魚肉ソーセージ

魚肉の割合が50%を超えるソーセージ。日本独自の製品です。

リオナソーセージ

野菜やチーズなどを加えたソーセージ。フランスのリヨン地方が発祥。

よくある質問

Q
ウインナーとソーセージは別物?
A
ウインナーはソーセージの一種です。「ソーセージ」が総称で、その中に「ウインナーソーセージ」「フランクフルトソーセージ」などの種類があります。
Q
なぜ太さで分類するの?
A
もともとは使用する腸の種類(羊・豚・牛)で分類していましたが、人工ケーシングが普及したため、太さでも分類できるようになりました。羊腸は細く、豚腸は中くらい、牛腸は太いため、太さと腸の種類は対応しています。
Q
赤いウインナーは海外にもある?
A
赤いウインナーは日本独自のものです。戦後の食糧難の時代に、品質の悪い肉の色を隠すために着色したのが始まりとされています。現在は品質向上により赤く着色する必要はありませんが、懐かしさから人気が続いています。
Q
ホットドッグに使うのはウインナー?フランクフルト?
A
一般的にはフランクフルトが使われます。パンに挟むのにちょうどよい太さだからです。ただし、細いウインナーを使ったホットドッグもあります。
Q
海外でも同じ分類?
A
いいえ。太さや腸の種類による分類はJAS規格(日本農林規格)独自のものです。世界共通の基準はなく、国や地域によって呼び方や分類が異なります。