目次
  1. 「グリル」の意味と使い方
  2. 「ロースト」の意味と使い方
  3. 語源・由来
  4. 使い分けのポイント
  5. よくある質問
結論

「グリル」は網や鉄板で食材を直火焼きにする調理法、「ロースト」はオーブンで食材をじっくり蒸し焼きにする調理法です。グリルは表面がパリッと香ばしく仕上がり、ローストはふっくらジューシーに仕上がるという違いがあります。

グリル

ぐりる
網や鉄板で直火焼き
表面パリッと香ばしく

ロースト

ろーすと
オーブンで蒸し焼き
中までふっくらジューシー
項目 グリル ロースト
基本的な意味 網や鉄板で直火焼きする オーブンで蒸し焼きにする
語源 「焼き網」(英語) 「あぶり焼き」(英語)
熱の伝わり方 直接加熱 間接加熱(対流熱)
調理時間 比較的短い 長時間かける
適した食材 薄切り肉、魚、野菜 塊肉、丸鶏
仕上がり 表面パリッと、余分な脂が落ちる ふっくら、ジューシー
使用例 焼肉、BBQ、焼き鳥 ローストビーフ、ローストチキン

「グリル」の意味と使い方

「グリル」は、網や溝のある鉄板(グリルパン)を使って、食材を直火で焼く調理法です。英語の「grill」に由来し、もともと「焼き網」を意味する言葉でした。

グリルの特徴は、余分な脂や水分が下に落ちるため、食材の風味を生かしながらヘルシーに仕上がる点です。表面には網目模様の焼き色がつき、香ばしく焼き上がります。

焼肉やバーベキュー、焼き鳥などがグリル料理の代表例です。脂の多い肉でもさっぱりと仕上がるため、カロリーを抑えたいときにも適しています。

「グリル」を使った例文
  • 週末庭で野菜をグリルしてバーベキューをした。
  • グリルした肉は余分な脂が落ちてヘルシーだ。
  • 魚焼きグリルでサバを焼いた。

「ロースト」の意味と使い方

「ロースト」は、オーブンの中で食材をじっくりと蒸し焼きにする調理法です。英語の「roast」に由来し、「あぶり焼き」「蒸し焼き」を意味します。

ローストの特徴は、高温の蒸気で包まれながら加熱されるため、食材の旨味を閉じ込めてふっくらジューシーに仕上がる点です。長時間かけてじっくり火を通すため、大きな塊肉や丸鶏に適しています。

ローストビーフ、ローストポーク、ローストチキンなど、「ロースト○○」という料理名がつくのは基本的に肉料理です。ただし、コーヒー豆やナッツを煎ることも「ロースト」と呼びます。

「ロースト」を使った例文
  • クリスマスにはローストチキンを作る家庭が多い。
  • ローストビーフはパーティー料理の定番だ。
  • コーヒー豆を深くローストすると苦味が増す。

語源・由来

「グリル」は英語の「grill」に由来します。もともとは「焼き網」を意味する名詞でしたが、その網を使って焼く調理法も「grill」と呼ぶようになりました。語源はさらに古く、ラテン語の「craticula(小さな格子)」にさかのぼります。

「ロースト」は英語の「roast」に由来します。12世紀頃、ゲルマン祖語の「あぶり焼き」を意味する「raustjan」がフランク語を経て英語に入ったとされています。もともとは肉を串刺しにして直火であぶる調理法を指していましたが、現在ではオーブンでの蒸し焼きが主流です。

使い分けのポイント

グリルとローストを使い分けるポイントは、主に食材の大きさ仕上がりの好みにあります。

食材の大きさについては、薄切りの肉や魚、野菜はグリル、塊肉や丸鶏などの大きな食材はローストが適しています。グリルは直火で短時間で焼くため薄い食材向き、ローストはじっくり時間をかけて中まで火を通すため厚い食材向きです。

仕上がりについては、香ばしくパリッとした食感が好みならグリル、ふっくらジューシーな食感が好みならローストを選ぶと良いでしょう。

よくある質問

Q
「グリル」と「焼く」は同じ意味ですか?
A
グリルは「焼く」の一種ですが、特に網や溝付きの鉄板で直火焼きすることを指します。フライパンで焼く「ソテー」やオーブンで焼く「ロースト」とは区別されます。
Q
「ロースト」はなぜ肉料理に使われることが多いのですか?
A
ローストは長時間かけてじっくり加熱する調理法のため、大きな塊肉に適しています。そのため「ローストビーフ」「ローストポーク」のように肉料理の名前につくことが多いです。ただし、ナッツやコーヒー豆を煎ることもローストと呼びます。
Q
「グリエ」と「グリル」は同じですか?
A
はい、同じ調理法を指します。「グリル」は英語読み、「グリエ」はフランス語読み(grillé)です。フレンチレストランのメニューでは「グリエ」と表記されることがあります。