目次
  1. 「テザリング」の意味と使い方
  2. 「Wi-Fi」の意味と使い方
  3. 語源・由来
  4. 両者の関係性
  5. よくある質問
結論

「テザリング」は、スマホのモバイル通信を他の機器に共有してインターネットに接続させる機能です。「Wi-Fi」は、機器を無線でネットワークに接続するための通信規格です。テザリングは「インターネット共有の機能」、Wi-Fiは「無線通信の規格」であり、テザリングを行う際にWi-Fiを使うこともあります。

テザリング

てざりんぐ
スマホの通信を共有する機能
外出先でネット接続が可能

Wi-Fi

わいふぁい
無線通信の規格
機器をネットワークに接続
項目 テザリング Wi-Fi
分類 機能・接続方法 通信規格
役割 スマホの通信を他の機器に共有 機器を無線でネットワークに接続
必要なもの モバイル通信契約のあるスマホ Wi-Fiルーター+インターネット回線
通信量 スマホのデータ通信量を消費 固定回線なら無制限が多い
利用場所 スマホの電波が届く場所 Wi-Fiルーターの電波が届く範囲
追加費用 キャリアによってはオプション料金 回線契約・ルーター購入費用

「テザリング」の意味と使い方

「テザリング」とは、スマホのモバイルデータ通信を他の機器(パソコン、タブレット、ゲーム機など)に共有し、インターネットに接続できるようにする機能のことです。スマホを「親機」、接続される機器を「子機」と呼びます。

テザリングを使えば、Wi-Fi環境がない外出先でも、スマホの電波が届く場所であればパソコンなどをインターネットに接続できます。スマホがモバイルWi-Fiルーターのような役割を果たすイメージです。

テザリングの種類

テザリングには、接続方法によって3つの種類があります。

  • Wi-Fiテザリング:Wi-Fiを使って無線接続。最も一般的で、複数台の同時接続が可能。通信速度も速いが、バッテリー消費が多い
  • Bluetoothテザリング:Bluetoothを使って無線接続。バッテリー消費が少ないが、通信速度が遅く、接続距離が短い
  • USBテザリング:USBケーブルで有線接続。通信が最も安定し、スマホの充電もできるが、ケーブルが必要
「テザリング」を使った例文
  • カフェにWi-Fiがなかったので、スマホのテザリングでパソコンをネットに繋いだ。
  • 出張先でテザリングを使って仕事をすることが多い。
  • テザリングを長時間使うと、スマホのバッテリーがすぐになくなる。

「Wi-Fi」の意味と使い方

「Wi-Fi」とは、機器を無線でネットワークに接続するための通信規格のことです。自宅やオフィス、カフェ、駅などに設置されたWi-Fiルーターの電波を受信することで、ケーブルなしでインターネットに接続できます。

Wi-Fiを使うには、Wi-Fiルーターとインターネット回線(光回線など)が必要です。自宅であれば、インターネット回線を契約し、Wi-Fiルーターを設置することで、家中どこでも無線でインターネットを利用できるようになります。

カフェや駅などで提供されている「フリーWi-Fi」は、施設側がWi-Fi環境を用意しており、利用者は無料でインターネットに接続できます。

「Wi-Fi」を使った例文
  • 自宅のWi-Fiに接続すれば、スマホのデータ通信量を使わずに済む。
  • このホテルは全館Wi-Fi完備なので、部屋でも快適にネットが使える。
  • Wi-Fiの電波が弱いので、ルーターに近づいて作業している。

語源・由来

「テザリング」は英語の「tethering」に由来します。「tether」は「(動物を)綱でつなぐ」という意味の動詞で、スマホと他の機器を「つなぐ」イメージから、この機能を「テザリング」と呼ぶようになりました。日本語では「インターネット共有」と表現されることもあります。

「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceという業界団体が1999年に作った造語です。「Hi-Fi(ハイファイ=高音質)」という言葉の語感にちなんで名付けられました。技術的には「IEEE 802.11」という無線LAN規格がベースになっています。

両者の関係性

テザリングとWi-Fiは、まったく別のものを指す言葉ですが、密接な関係があります。

テザリングは「機能」、Wi-Fiは「通信規格」です。テザリングを行う際には、Wi-Fi、Bluetooth、USBのいずれかを使って機器を接続しますが、最も一般的なのはWi-Fiを使った「Wi-Fiテザリング」です。

つまり、Wi-Fiは「テザリングを行うための手段のひとつ」として使われることがあります。テザリングの中にWi-Fiが含まれる、という関係性と考えるとわかりやすいでしょう。

よくある質問

Q
テザリングとWi-Fiルーターの違いは?
A
テザリングはスマホの通信を共有する機能で、スマホのデータ通信量を消費します。Wi-Fiルーターは固定のインターネット回線を無線化する機器で、回線がデータ無制限であれば通信量を気にせず使えます。外出時はテザリング、自宅ではWi-Fiルーターという使い分けが一般的です。
Q
「インターネット共有」と「テザリング」は同じ意味?
A
はい、同じ機能を指します。iPhoneでは「インターネット共有」、Androidでは「テザリング」や「アクセスポイント」と表記されることが多いですが、いずれもスマホの通信を他の機器に共有する機能のことです。
Q
テザリングは無料で使える?
A
携帯キャリアや契約プランによって異なります。多くのプランではテザリングが無料で利用できますが、一部のプランではオプション契約が必要だったり、月額料金がかかったりする場合があります。また、テザリングで使用したデータ通信量は、スマホの契約プランのデータ容量を消費します。
Q
「Wi-Fiテザリング」と「Wi-Fi接続」の違いは?
A
Wi-Fiテザリングは、スマホをアクセスポイントにして他の機器をインターネットに接続する機能です。Wi-Fi接続は、既存のWi-Fiネットワーク(自宅のルーターやフリーWi-Fiなど)に機器を接続することを指します。前者はスマホが「電波を出す側」、後者は「電波を受ける側」という違いがあります。