目次
  1. 「荒い」の意味と使い方
  2. 「粗い」の意味と使い方
  3. 使い分けのポイント
  4. 迷いやすい表現
  5. よくある質問
結論

「荒い」は動きが激しい・乱暴であること、「粗い」は目や粒が大きい・大雑把であることを意味します。「荒い」の対義語は「穏やか」、「粗い」の対義語は「細かい」です。漢字で覚えると簡単で、「荒」は荒野・荒廃、「粗」は粗大・粗品をイメージしましょう。

荒い

あらい
動きが激しい・乱暴
「波が荒い」「気性が荒い」

粗い

あらい
目や粒が大きい・大雑把
「目が粗い」「画像が粗い」
項目 荒い 粗い
意味 動きが激しい、乱暴 目や粒が大きい、大雑把
対義語 穏やか 細かい
イメージ 動的・激しさ 物質的・大きさ
関連熟語 荒野、荒廃、荒波 粗大、粗品、粗雑
代表的な表現 波が荒い、気性が荒い 目が粗い、画像が粗い

「荒い」の意味と使い方

荒い(あらい)は、動きが激しい・乱暴であることを意味します。「荒」という漢字には「荒れる」「激しい」という意味があり、動的なイメージがあります。

対義語は「穏やか」です。「波が荒い」の反対は「波が穏やか」になります。

「荒い」の主な意味

1. 動きや勢いが激しい
「波が荒い」「息遣いが荒い」「鼻息が荒い」など。

2. 性格や言動が乱暴
「気性が荒い」「言葉が荒い」「運転が荒い」など。

3. 度を越している
「金遣いが荒い」「人使いが荒い」など。

「荒い」を使った例文
  • 今日波が荒いので泳げない。
  • 彼は気性が荒いことで知られている。
  • 階段を駆け上がって息が荒い
  • あの人は金遣いが荒い

「粗い」の意味と使い方

粗い(あらい)は、目や粒が大きい・大雑把であることを意味します。「粗」という漢字には「大きい」「雑」という意味があり、物質的なイメージがあります。

対義語は「細かい」です。「目が粗い」の反対は「目が細かい」になります。

「粗い」の主な意味

1. 目や粒が大きい
「網目が粗い」「粒が粗い」「キメが粗い」など。

2. 大雑把・細かくない
「仕事が粗い」「計算が粗い」「やり方が粗い」など。

3. 解像度が低い
「画像が粗い」「画質が粗い」「映像が粗い」など。

「粗い」を使った例文
  • この網は目が粗いので小さい魚は逃げる。
  • 粒の粗い塩を使う。
  • この画像は粗いので拡大できない。
  • 彼の仕事はやり方が粗い

使い分けのポイント

対義語で判断する

迷ったときは、対義語を考えると分かりやすくなります。

  • 反対が「穏やか」になる → 荒い
  • 反対が「細かい」になる → 粗い

漢字のイメージで覚える

  • 荒いの「荒」→「荒野」「荒廃」「荒」→ 激しい・乱暴
  • 粗いの「粗」→「粗大ゴミ」「粗品」「粗雑」→ 大きい・雑

よく使う表現の一覧

荒い(激しい・乱暴) 粗い(大きい・雑)
波が荒い 目が粗い
気性が荒い 粒が粗い
息が荒い 画像が粗い
金遣いが荒い 仕事が粗い
運転が荒い 計算が粗い
言葉が荒い キメが粗い

迷いやすい表現

「運転があらい」はどっち?

「運転が荒い」が正解です。運転が乱暴・激しいという意味なので「荒い」を使います。

「やり方があらい」はどっち?

両方使えますが、意味が異なります。

  • やり方が荒い → 乱暴なやり方
  • やり方が粗い → 大雑把なやり方

「肌があらい」はどっち?

「肌が粗い」(または「肌のキメが粗い」)が一般的です。肌の表面が細かくないという意味なので「粗い」を使います。

よくある質問

Q
「画像があらい」は「荒い」「粗い」どちら?
A
「画像が粗い」が正解です。画像の解像度が低い(ドットが大きい)という意味なので「粗い」を使います。
Q
「性格があらい」は「荒い」「粗い」どちら?
A
「性格が荒い」(または「気性が荒い」)が正解です。性格が乱暴・激しいという意味なので「荒い」を使います。
Q
「荒い」と「粗い」の対義語は?
A
「荒い」の対義語は「穏やか」、「粗い」の対義語は「細かい」です。迷ったときは対義語を考えると判断しやすくなります。
Q
「荒い」と「粗い」は同じ語源?
A
はい、どちらも同じ「あらい」という和語から来ています。漢字の当て方で意味が分かれていますが、根本的には同源の言葉です。