目次
  1. 「しゃくり」の意味と特徴
  2. 「フォール」の意味と特徴
  3. カラオケ採点での扱い
  4. よくある質問
結論

「しゃくり」は低い音から本来の音程へ滑らかにずり上げる歌唱法で、「フォール」は本来の音程から低い音へ滑らかにずり下げる歌唱法です。しゃくり「下から上へ」、フォールは「上から下へ」という逆方向の動きが特徴です。どちらもカラオケの採点で加点対象になるテクニックです。

しゃくり

しゃくり
低い音→本来の音へ
ずり上げる(上昇)

フォール

ふぉーる
本来の音→低い音へ
ずり下げる(下降)
項目 しゃくり フォール
音の動き 下から上へ 上から下へ
使うタイミング 音の始まり(出だし) 音の終わり(語尾)
印象・効果 滑らか・自然な流れ 余韻・切なさ
多用するジャンル ポップス全般 ロック・バラード
代表的な歌手 B’z稲葉浩志、HYDE Mr.Children桜井和寿、GACKT
カラオケ採点 表現力の加点対象 表現力の加点対象

「しゃくり」の意味と特徴

「しゃくり」は、本来の音程より低い音から入り、滑らかに本来の音程までずり上げる歌唱テクニックです。「しゃくり上げる」という言葉が語源で、下から上にすくい上げるようなイメージです。

しゃくりを使うと、音と音のつながりが滑らかになり、歌に自然な流れが生まれます。普段話しているときの抑揚に近い動きなので、感情を込めやすく、聴く人の心に響きやすくなります。

しゃくりが使われる場面

  • 音程が上がるポイント
  • フレーズの始まり
  • 感情を強調したい箇所
「しゃくり」を使った例文
  • この曲はしゃくりを入れると雰囲気が出る。
  • カラオケの採点でしゃくりが30回検出された。
  • サビの出だしにしゃくりを入れてみよう。

「フォール」の意味と特徴

「フォール」は、本来の音程から低い音へ滑らかにずり下げる歌唱テクニックです。英語の「fall(落ちる)」が語源で、音が落ちていくイメージです。

フォールを使うと、フレーズの終わりに余韻が生まれ、切なさや囁くような雰囲気を表現できます。ロックやバラードで多用され、感情の揺れを表現するのに効果的です。

フォールが使われる場面

  • フレーズの終わり・語尾
  • 切なさや悲しみを表現したい箇所
  • ため息のような余韻を残したい箇所
「フォール」を使った例文
  • サビの終りにフォールを入れると余韻が出る。
  • この歌手はフォールの使い方が上手い。
  • バラードではフォールが効果的だ。

カラオケ採点での扱い

しゃくりとフォールは、どちらもカラオケの採点機能で「表現力」の項目として評価されます。DAMの精密採点Aiでは、しゃくり・こぶし・フォールの回数が多いほど表現力の点数が上がりやすくなります。

採点のポイント

  • しゃくり:15〜20回程度が高得点の目安
  • フォール:多用しすぎず、効果的な箇所でピンポイントに使う
  • どちらも自然に入れることが重要(不自然だと減点の可能性)

ただし、無意識にしゃくりやフォールが多発している場合は、音程が取れていない可能性もあります。意図的に入れられるようになることが大切です。

よくある質問

Q
「しゃくり」と「フォール」はどちらが簡単?
A
一般的にはしゃくりの方が簡単とされています。しゃくりは日常会話の抑揚に近い動きなので、自然に入れやすいです。フォールは音を下げるタイミングや深さの調整が難しく、上級者向けのテクニックとされています。
Q
「しゃくり」と「こぶし」の違いは?
A
しゃくりは「下から上への一方向の動き」で、こぶしは「一瞬で音を上下させる動き」です。しゃくりは音の出だしに使い、こぶしはフレーズの途中で使うことが多いです。
Q
しゃくりやフォールを多用すると減点になる?
A
多用しすぎるとくどい印象になり、音程が不安定と判定される可能性があります。効果的な箇所でピンポイントに使うことで、加点につながりやすくなります。
Q
「ビブラート」との違いは?
A
ビブラートは音を継続的に細かく揺らすテクニックで、主にロングトーン(音を伸ばす部分)で使います。しゃくりやフォールは音程を一方向に動かすテクニックで、使うタイミングが異なります。