結論
「独奏」は1人で楽器を演奏すること、「独唱」は1人で歌うことです。どちらも英語では「ソロ(Solo)」と呼ばれますが、日本語では楽器か歌かで使い分けます。担当者はそれぞれ「独奏者」「独唱者」または「ソリスト」と呼ばれます。
| 項目 | 独奏 | 独唱 |
|---|---|---|
| 意味 | 1人で楽器を演奏すること | 1人で歌うこと |
| 英語 | Solo(ソロ) | Solo(ソロ) |
| 担当者の呼称 | 独奏者、ソリスト | 独唱者、ソリスト |
| 伴奏 | あり/なし(どちらも可) | あり/なし(どちらも可) |
| 対義語 | 合奏、重奏 | 合唱、重唱、斉唱 |
| 使用例 | ピアノ独奏、バイオリン独奏 | 国歌独唱、ソプラノ独唱 |
「独奏」の意味と使い方
「独奏」は、1人で楽器を演奏することを意味します。「独り」で「奏でる」と書くことからも分かるように、演奏者が1人であることがポイントです。
独奏には、伴奏なしで完全に1人で演奏する「無伴奏独奏」と、ピアノなどの伴奏を伴う形式があります。伴奏者がいても、主役の演奏者が1人であれば「独奏」と呼びます。
協奏曲においてソリストが1人で演奏する部分も「独奏」と呼ばれ、特に技巧を披露する「カデンツァ」は独奏の見せ場となります。
「独奏」を使った例文
- ピアノ独奏でショパンの曲を演奏した。
- バイオリン独奏の美しい音色に聴き入った。
- 協奏曲の独奏パートは難易度が高い。
「独唱」の意味と使い方
「独唱」は、1人で歌うことを意味します。「独り」で「唱える(歌う)」と書きます。
独唱も独奏と同様に、伴奏の有無は問いません。ピアノ伴奏やオーケストラ伴奏を伴っても、歌い手が1人であれば「独唱」です。
式典での「国歌独唱」のように、伴奏なしで1人で歌う場面で使われることも多いです。グループ活動をしているアーティストがソロで歌う場合も「独唱」と表現できます。
「独唱」を使った例文
- 開会式で国歌を独唱した。
- ソプラノ歌手の独唱に感動した。
- オペラの中で主役が独唱する場面がある。
語源・由来
「独奏」「独唱」はどちらも日本語の造語で、「独(ひとり)」に「奏でる」「唱える」を組み合わせた言葉です。
英語ではどちらも「Solo(ソロ)」と呼ばれます。「Solo」はイタリア語由来で、「単独の」「1人の」という意味があります。楽器演奏か歌唱かを区別する場合は、「instrumental solo(器楽ソロ)」「vocal solo(声楽ソロ)」のように表現します。
関連する演奏形態
独奏・独唱の対義語
- 合奏 – 複数人で楽器を演奏すること
- 合唱 – 複数人で声を合わせて歌うこと
- 重奏 – 2人以上の少人数で楽器を演奏すること(二重奏、三重奏など)
- 重唱 – 2人以上の少人数で歌うこと(二重唱、三重唱など)
- 斉唱 – 複数人が同じ旋律を歌うこと
ソリストとは
「ソリスト」は独奏者・独唱者の総称です。協奏曲でオーケストラと共演する演奏家や、オペラで主役を歌う歌手などを指します。
よくある質問
Q
伴奏がついても「独奏」「独唱」と呼べる?
伴奏がついても「独奏」「独唱」と呼べる?
A
はい。ピアノ伴奏やオーケストラ伴奏がついていても、主役の演奏者・歌い手が1人であれば「独奏」「独唱」と呼びます。伴奏者は人数にカウントしません。
はい。ピアノ伴奏やオーケストラ伴奏がついていても、主役の演奏者・歌い手が1人であれば「独奏」「独唱」と呼びます。伴奏者は人数にカウントしません。
Q
「ソロ」と「独奏」「独唱」の違いは?
「ソロ」と「独奏」「独唱」の違いは?
A
「ソロ」は英語・イタリア語由来の言葉で、独奏・独唱の両方を含む総称です。日本語では楽器演奏を「独奏」、歌唱を「独唱」と使い分けます。
「ソロ」は英語・イタリア語由来の言葉で、独奏・独唱の両方を含む総称です。日本語では楽器演奏を「独奏」、歌唱を「独唱」と使い分けます。
Q
「独唱」と「斉唱」の違いは?
「独唱」と「斉唱」の違いは?
A
「独唱」は1人で歌うこと、「斉唱」は複数人が同じ旋律を一斉に歌うことです。学校の校歌斉唱などは、全員で同じメロディを歌うため「斉唱」になります。
「独唱」は1人で歌うこと、「斉唱」は複数人が同じ旋律を一斉に歌うことです。学校の校歌斉唱などは、全員で同じメロディを歌うため「斉唱」になります。